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【HPコラム第1弾】【第3回】従来測量を否定しない。適材適所のデジタル化で「本当にやりたい仕事」に時間を投資する経営哲学
最新技術 versus 伝統技術 という不毛な対立
「3DスキャナやGNSS、AIをフル活用している」と発信すると、時に「昔ながらのトータルステーションや紙図面での測量を古くさいと否定しているのか」と受け取られることがあります。
しかし、私の答えは明確に「NO」です。
長年業界で培われてきた手作業の測量技術、現場の目利き、泥臭い境界確定のノウハウには、計り知れない価値があります。
伝統的な技術の裏付けがあるからこそ、デジタルデータが示した数値の「違和感」に気づくことができるのです。
経営の本質は「適材適所への機材割り当て」
私が強調したいのは、従来技術の否定ではなく「適材適所のテクノロジー投資」です。
高精度なピンポイントの境界打刻 ➔ トータルステーションや手測量が最適
広大な造成地の現況把握や複雑な切土・盛土の土量計算 ➔ モバイル3Dスキャナ(HS-X1)が圧倒的効率
広域の基準点出し ➔ GNSS(GEO WALKER PRO)で1人・瞬時にセンチ単位計測
すべての現場に同じアプローチをするのではなく、現場の規模、要求精度、予算に応じて最適なツールを組み合わせる。
3級相当の精度で十分な民間開発の現況把握に、過剰な精度と人手をかけるのは経営としてナンセンスです。適切な技術を選択し、最短で最高の成果を出すことこそが、プロフェッショナルとしての誠実さだと考えています。
「時間は有限」——ReDesignWorkが目指す未来
私が社名を「ReDesignWork(働き方の再設計)」とした理由は、まさにここにあります。
日本の建設・測量業界は、深刻な人手不足と2024年問題(時間外労働規制)に直面しています。昔ながらの手作業だけに依存していては、現場の技術者は疲弊し、若い人材も集まりません。
無駄な物理移動と手作業をテクノロジーで削ぎ落とす
手戻りのない「完全3次元化×法務(許認可)」のワンストップ体制を組む
生み出した時間で、技術者自身がクリエイティブで質の高い仕事を行う
テクノロジーは手段に過ぎません。最後に必要なのは、自分自身の時間の使い方を「再設計」する覚悟です。有限な時間を無駄な作業に奪われることなく、自分が本当にやりたい事業、お客様へ感動を届けるコンサルティングに時間を投資していく——。
私たちはこれからも、時代の一歩先を行く現場のインベンターとして走り続けます。